ペインクリニックとは?|浅草橋しのはらペインクリニック|東京都台東区

〒111-0053 東京都台東区浅草橋2-24-6 浅草橋K・Hビル2F
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ペインクリニックとは

ペインクリニックとは?|浅草橋しのはらペインクリニック|東京都台東区

ペインクリニックとは

ペインクリニックとは頚肩腕の痛み、腰痛、椎間板ヘルニアや帯状疱疹痛などを、主に神経ブロック注射という「痛み止め注射」で治療する、痛み治療の専門クリニックです。
また、痛み以外の疾患であっても、神経ブロック注射による血流改善作用が有効な突発性難聴や顔面神経麻痺なども治療しております。同じく血流改善作用の観点から帯状疱疹については、なりたての急性期の皮膚症状を早く良くするために積極的に神経ブロック注射を行っております。

主な対象疾患・症状

運動器疾患

  • 腰や下肢の痛み:急性腰痛症(ぎっくり腰)、腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、変形性腰椎症、筋筋膜性腰痛症、仙腸関節症、変形性膝関節症など
  • 肩、肩甲骨部の痛み:四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)、肩こり(頚肩腕症候群)、頚椎症、頚椎椎間板ヘルニア、頚部神経根症など
  • 首や腕の痛み:頚椎症、頚椎椎間板ヘルニア、頚部神経根症、胸郭出口症候群、テニス肘、ゴルフ肘など
  • 胸や背中の痛み:肋間神経痛、脊椎圧迫骨折後に続く腰背部痛など
  • 頭や顔の痛み:片頭痛、緊張性頭痛、群発頭痛、後頭神経痛、三叉神経痛など

その他

  • 帯状疱疹による痛み・帯状疱疹になりたての際の皮膚症状の早期改善
  • 突発性難聴
  • 顔面神経麻痺

当院では基本的には治療対象外となる疾患

下記症状は専門医の元での治療を推奨しております。
当院へ来院いただいても特別な治療ができかねます。

  1. 神経ブロックを含む注射治療のみでの改善が乏しくリハビリや装具治療の併用が有効な症状
    1. 手の痛み
    2. 手くびの痛み
    3. 手指の痛み
    4. 足くびの痛み
    5. 足指の痛み
    6. かかとの痛み

    上記に当てはまる方は、整形外科でもその分野の専門医(整形外科でも細かく専門性がわかれています)を受診してください。

    ただし、現在他院で注射治療を行なっており当院で継続治療をご希望の方、他院で注射治療を一度も受けたことがなく症状改善がないため注射治療をご希望の方、などは受診いただけることもございます。
    お電話でお問い合わせ下さい。

    電話:03-5829-5810

  2. 内科を受診して原因を調べる必要がある症状
    1. お腹の痛み
    2. 胸の痛み
    3. 全身の広範囲にわたる痛み

    上記に当てはまる方は、内臓の状態に問題があり症状が出ている可能性があるため、内科で原因疾患を調べる必要があります。
    なお、すでに内科を受診して原因がわからないなどの場合は線維筋痛症などの専門医を受診して下さい。

現在お悩みの症状が治療対象かどうか確認したい方は、お電話でお問い合わせ下さい。
電話:03-5829-5810

神経ブロック注射とは

神経ブロック注射とは、痛みの原因となっている神経や神経の周囲にめがけて注射をして、ピンポイントに局所麻酔薬を投与する治療法です。局所麻酔薬により、過剰に興奮している神経を休めることによって、痛みをリセットします。一度、痛みがリセットされると、局所麻酔薬の効果がなくなった後も、徐々に痛みが軽くなってまいります。こうして神経ブロック注射を何回か繰り返すことで、痛みのさらなる軽減を図っていきます。内服治療と比べると、即効性があること、全身的な副作用が少ないこと、などのメリットがあります。また、神経ブロック注射は血流を改善する作用もあるので、血液中の酸素や自然治癒力を助ける物質を病巣に行き渡らせることで、痛み以外の疾患にも効果がみられます。なお神経ブロック注射はどんな痛みにも直ちに効果を表す治療ではなく、通常痛みが少し和らいでくるまでに5回程度の治療が必要です。

主な神経ブロック注射

  • 星状神経節(せいじょうしんけいせつ)ブロック
  • 硬膜外(こうまくがい)ブロック
  • 神経根(しんけいこん)ブロック
  • 腕神経叢(わんしんけいそう)ブロック
  • 腰神経叢(ようしんけいそう)ブロック

その他として、三叉神経ブロック、後頭神経ブロック、肩甲上神経ブロック、仙腸関節ブロック、トリガーポイントブロックなどがあります。

!神経ブロック注射に関して神経ブロック注射ですべての痛みに対処できるわけではありません。もちろん効果の得られにくい痛みもあります。患者様ご自身の痛みが、神経ブロック治療の対象になるかどうかは、一度診察を受けて頂く必要があります。患者様の痛みの期間が長いほど、また、痛みの程度が強いほど、数回の神経ブロック注射だけでは良くならないこともあります。また神経ブロック注射により痛みがいったんおさまった後も、再度痛みが出始めたらすぐに、痛みの程度が強くならないうちに治療を受けられることをお勧めします。

整形外科との違い

ペインクリニックと整形外科ではそれぞれ筋肉、関節や骨などの運動器疾患を主な治療対象としており、扱う疾患はほとんど同じです。ただし、ペインクリニックでは頭や顔の痛み、帯状疱疹による痛み、突発性難聴や顔面神経麻痺などを扱っている一方、整形外科では骨折や捻挫などの外傷を扱っている点はひとつの違いとしてあげられます。
もうひとつの違いとしては、ペインクリニックと整形外科で主に行っている治療方法にあります。

ペインクリニックでは、神経ブロック注射や痛みの専門的な薬物治療を行います。一方、整形外科では、鎮痛薬や湿布薬などといった薬物治療とリハビリテーション、場合によっては手術治療を行います。どちらが優れている、ということはありません。疾患の状態や患者さんの希望によって、それぞれ選択していけば良いと考えております。